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シネマユニットガス高槻彰の事務所日記
久しぶりの日記になってしまいました。書こう書こうと気になっていたことです。
私はいろいろな作品を撮っています。自分なりの巨乳にこだわった「爆乳」から普通 の単体作品、撮りたい女を好きに撮る企画物、そしてドキュメント。撮る物によって、監督としての気持ちが全然違う。陶芸職人のような気分から、あるいは作家、はたまた単なるスケベオヤジまでいろいろである。

まずは「爆乳」。(特に一本目。二本目以降は話は別) 基本的に私は巨乳が好きである。わざわざスカウトまでしてるのだから当たり前だが、「爆乳」の撮影となると欲望ではなく別 の欲求が出てくる。“いかに隠しながら、どう撮ったら魅力的な巨乳が撮れるか”の一点に限りなく絞られるのだ。女の個性とかあまり関係なくなり、肉体だけになってくるのだ。工芸職人のようで、撮影では神経質になったりする。必要な条件として1、肉体 2、衣装 3、カメラ という優先順位 になる。“いろいろな衣装を着せて見ていたい”という気分。だから必然的にイメージが多くなる。もしかしたら「爆乳」の一本目は私にとってはイメージビデオ的なものなのかもしれない。だから“カラミはなくてもいい”という発想になるのです。ただイメージを撮るつもりは全くない。私の目指す「爆乳」(特に一本目)はシンプルAV。自分が観たいAVを作っているのです。 カラミは猥褻でなければなりません。(「爆乳JOE」のカラミはあれでいいとは思いません。実はもう一つカラミを撮っていたのですが、あまり良くなかったのでカットしました) 昨今のAVに比べて「爆乳」がかなりソフトなのは、自分の気持ち正直に撮っているだけなのですが、あえて挑発的に言うと“それでもいいや。自分が真面 目に創っているのは観てもらえば分かってもらえるだろう。抜きづらい方にとっても最低な作品ではないだろう”という自信みたいなものがあるからです。

次は単体作品。いろいろありますが普通の単体は“商品撮影”。女の子を綺麗に見せながら個性を引き出す仕事になる。撮影に臨む気分としては職業AV監督。“どこの景色の中に女の子を立たせるか”とか考えたりする。

企画物の撮影が一番楽しい。気に入った女の子キャスティングできるし、メーカーもそれ程うるさいことを言わないから気軽な撮影ができる。優先順位 は1、女の個性(スケベさ) 2、構成 くらいなもの。猥褻さを引き出すには一番。セックスを撮れば猥褻という訳ではないから、そういう環境を作るのが仕事。頭ではなく下半身で作るような気分。

「村西とおるドキュメント」のような作品は、まったく違う。自分の生き方が滲み出る“ものを創る”という作家的なスタンスになる。ライフワークみたいなものだから年月がかかるが、こういう作品があって初めてAVの撮影が活きてくる。いや、逆だ。AVをやっているからこそ、こういう作品で活かせるのだ。 なお現在「村西とおるドキュメント」は事情があり休止しています。
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